・・・会社で
『これ(語彙力)なんて読む?』と聞かれました。
「ごいりょく、ですけど。」
『初めて見たこの字!』
ひゃぁあああああーーーーー・・・事件です!
先日ネット上で
『「すごいやばいくらいの美少女」語彙力ない小説が人気』
という記事がありました。
そのため、自社でこのような惨劇が起きてしまいました・・・
小説ではありませんが、記事を書く人は社内にも数名いまして、
私もそのうちの一人です。
ちょっと人手が足りないので、
社内で「記事を書いてみない?」と声をかけてみますが、
たいてい「難しい」と返ってきます・・・
自分の文章に自信があるわけではないのです。
でも私も書いています。
書く前、書いている時、いつでも私の頭の中にあるのは、
若い頃働いた時の上司とのやりとりです。
22歳で大学を卒業して、初めて働いた会社は雑誌社でした。
週刊だったので、毎週毎週同じ事が繰り返されました。
打ち合わせ、写真撮影、記事、編集・・・
その中ようやく一人で1つのコンテンツを持たされるようになった冬、
上司からお正月用の巻頭を任されました。
その文章を書くのに、何回書き直したか・・・
1日目、2日目と夜12時を過ぎても帰れませんでした。
自分では頑張って書いているつもりなのにどうして???
「どこが悪いか教えてください」と言っても、
上司は「自分で考えろ」の一点張り。
3日の夜、ヤケになって今まで書いていた「明けましておめでとうございます」から
「あけおめ~!」的な口語文で文章を書きました!
・・・OKがでました。
自分的には「まさか!」だったですし、
どうしてこの文章が?という思いでいっぱいでした。
上司曰く「おまえらしい文章だ!」と。
「すごいやばいくらいの美少女」ですが、
語彙力は確かにない・・・かも知れません。
でも、この人にしか書けない文章を書いているということでは、
意味があると思います。
記事を書く人、書きたいと思っている人から時々
「文章を指導してください!」と言われることがあります。
その時に伝える私的なルールは、
・ネット上に書く以上、誰かを傷つけてはいないか
・意味が通じないと言うことはないか
・自分にしか書けない文章か
(自分の思っていること、感じたことが書かれているか)
です。(+誰かの役に立つ文章か、があったら最高です!)
自社では随時WEBライターも募集しています。
よかったら一度お問い合わせしてみてくださいね。
あなたらしい文章で。